「八王子よみがえりの水」というモノがあると知り、一体どんな水なのか見てみたく、もちろん飲んでも見たく行ってみることにした。
イラスト入りの大きな看板もあり、迷わず行くことができました。水を汲んでいる人に話を聞くと、もう何年も広島市内から来られているとの事でした。ここの水は素晴らしいと色んな話も聞かせてくれました。
ここは戦前、八王子温泉として栄えていました。水質はとっても良く、専門の教授に絶賛されているそうです。名水度は100点と書いてありました。満点ですよ、満点。
ここの水は軟水の冷鉱泉で、そのうえ希少価値の高いラドンを含んでいます。ラドン泉は血行を良くし、代謝を活発にする効果が高く人気があります。なるほど、訪ねた日は平日だったけど、人が途切れることはなく、日曜日ともなると長蛇の列が出来てしまうそうです。
飲んでみましたが、とっても柔らかく喉ごしは最高でした。大切なお話ですが、この水を持って帰るのは個人の方に限り、節水などの関係で持ち帰れる量が決まっています。そうそう時間も朝七時から日没までと決まってました。
それと忘れちゃいけないのが、志ですよ。維持管理は大変なんですからね。今回よみがえりの水に会いに行ったのに、容器を持って行くのを忘れてしまった。神水・霊水・宝水と言う数々の伝説を持つ水。まれにみる銘水なのに・・・。今度は忘れず水筒持って行こーっと。
●北広島町本地八王子
2007.2.18 掲載分
広島市南消防署の水上出張所と言うところに行ってきました。因島出身ですが消防艇は、新聞やテレビなどの写真や映像で、放水している所しか見たことしかなく、ここ広島に越してきて初めて本物の消防艇を見ました。放水はしていませんが・・・。
大きな消防艇の名前は「ひろしま」と言いました。ここには他にも水難救助艇の「はと1号・はと2号・はと3号」と言うとっても広島っぽい名前で、あと3隻あるそうです。
僕は勘違いをしていたんだけど、ここには普通の消防車も救急車もありました。実は救助艇だけしか持ってないのかと思っていたのです。失礼しました。
でも今回は消防艇のお話を少し書きます。だって初めて見たから、嬉しくなりましたからね。船には消防車と違って、赤色灯やサイレンが無いらしく、時速約30キロほどで進みます。
仕事はと言うと、船の火災はもちろん、例えば橋の架かっていない似島や金輪島などで急患の方がいると救急車の変わりも勤めます。島から患者を運んで来て、陸送は救急車の出番となります。船の中には搬送用のベッドもあるそうです。
単に消防艇と言うより、救急消防艇と言う感じだなぁ。あっ、それで船の色が消防車の様に真っ赤ではなくて、白い船体なのかな?こりゃぁ、ますます放水してるところが見たくなってきたぞ。もちろん事故の時ではなく、イベントの時にですよ。
●広島市南区宇品海岸
2007.2.11 掲載分
尾道に浄土寺と言うお寺がある。以前はこの近所に親戚が住んでいたので、子供の頃このお寺に何度か行ったことがある。浄土寺は606年に聖徳太子の創建と伝えられていて、中国地方屈指の古刹だそうです。
足利尊氏ゆかりの寺としても有名で、よく見ると寺紋の「二つ引両」は足利家の家紋と同じでした。どーりで時代劇を見ると、どっかで見たと思っていましたよ。少しスッキリ。
境内は文化財の宝庫で、国宝や国重文が数多くあります。国宝の多宝塔は日本三大名塔の1つだそうです。文化財を見ても素晴らしいのですが、前々から気になることがあったので浄土寺には行ってみたのです。
今回、絵を描いた場所は、山門の前の階段に腰をおろしたところです。実はおじさんが生前、なぜかこの場所にいつも座っていたのです。よく座っていたので、いつしか前の国道を通るたび条件反射の様にその階段を見るようになっていました。
子供の頃からですから、もう40年近くです。変でしょ?色んなところを描いてみたいと思っている僕は、あの場所はそんなに良い場所だったんだろうか?そこから何を見ていたんだろうか?僕はそれが気になってなりませんでした。
そして大人になった今そこに座りました。もちろん境内にお参りした後ですよ。僕が座ってると、年輩のおじさん達が横に座り話をしています。この場所が好きな人は結構いるのかも知れないなぁ。いいもんね。
●尾道市東久保町
2007.2.4 掲載分
太田川の大芝水門というところに行ってみた。人からよく「良いところだ」と聞いていたので、気にはなっていたがなかなか行けずにいた。
そこは噂にたわがず美しいところだった。土手はランニングコースとなっていて、若い人から年輩の方まで多くの方が走っていた。マラソン選手かな?と思うぐらい、速く走る人もいたり、ゆっくりマイペースで走る方もいたり様々。
もちろん歩いている人もいた。これだけ空が大きく見えて清々しい所だと体を動かさずにはいられないのかも知れない。さしずめ僕だったら、走ることが苦手なので歩くだろうなぁ。
土手にはベンチもあり、のんびり太田川を見ることも出来る。この近くに住む人は幸せだろうなぁと思ったりもした。太田川と言う名前は子供の頃から知っていたが、こんなにマジマジと見たのは初めてだろう。
廿日市市(旧吉和村)の冠山が水源で、支川根谷川と三篠川の合流後に、ここ大芝で旧太田川と太田川放水路に別れる。水の都と言われる広島は、その昔たびたび洪水の大被害にあっていたらしく、そこで山手川と福島川を利用して放水路をつくった。
放水路にある祇園水門と、旧太田川にある大芝水門で水量を調節し、記録的な大洪水でも被害が無くなったらしい。みんなのために建っている水門は、堂々としていた。
いつもは近くの54号線を車で通るだけだけど、こんなに良いところがあっただなんて。また来ます。歩きにね。
●広島市東区牛田新町
2007.1.28 掲載分
毎日天気の事が気になる僕は、初めて江波山気象舘に行ってきた。小さな江波山を登っていくとモダンな建物が現れる。そこが旧広島地方気象台で、今の江波山気象館だ。
空襲の標的にならないように、建物が黒く塗られていた時代もあったらしい。爆心地から約3.7キロ離れていたが、原爆の被害をかなり受けたみたいだった。爆風で窓枠が曲がっていたり、その傷跡を今でも多く見ることができた。
この建物は原爆の傷跡とは別に、日本の建築技術の発達をしめす「近代化遺産建築物」として専門家から高い評価を受けているそうです。僕は建築の専門家ではないけれど、ところどころお洒落な感じがしました。
気象をテーマとした博物館なので、興味深く楽しませて戴いた。自分の生まれた日の天気を調べることができた。ちなみに僕は晴れでした。気象体験コーナーでは、ボックスの中に入ったあと、そこに小さな水滴で雲をつくり、それが台風に変わっていくさまを見ることができた。
ほんの少し怖かったけど、30万ボルトの落雷実験も見た。見たくなかった。突風カプセルでは、風速二十メートルの体験ができるが、これは息がしずらいことがわかった。うーん、勉強になるなぁ。これで百円とは安い。
ただ屋上にある展示用の気象観測装置と、そこからの景色を見忘れた。くやしいぞ。どこに階段があったんだろう?こんどまた百円持って行ってみるとするかな。
●広島市中区江波南
2007.1.28 掲載分