秀峰大山は中国地方で一番大きな山。とっても富士山に似ているけど、大山は見る角度によって、違う山に見えるので面白い。ゴツゴツしたように見えるのもいいけど、僕は富士山のように見える角度が好きです。
その大山山麓には多くの湧き水が、こんこんと…いや、ドッドッと流れているのです。描いているのは、「本宮の泉」といって昭和60(1985)年に「因伯の名水」に選ばれたところ。なんと日量30.000㌧の湧水量があるそうです。
名水が流れる奇麗な池ではニジマスなどの魚も泳いでいて、浅い所では足を入れて、ヒャーヒャーと冷たさを楽しんでいる方も多くいました。奥の方は何か、カッパが出てきそうな感じがしましたが、いないと思います。ここは亜熱帯性植物クリハランの自生地としても有名だそうです。見たかったなぁ。
近くには「天の真名井」という名水百選に選ばれた場所もあったので、そこも訪ねてみました。こちらにはかやぶき屋根の水車小屋がありました。ちなみに日量2.500㌧の湧水量だそうです。どちらも、の~んびりしたくなるようなところでした。
友達に広島は美味しい水が手に入るところがいろいろあるから、車のトランクにプラスチックのタンクを入れておいた方がいいと教えてもらっていたので、常に車に入れています。なので、今回は鳥取県ですが、美味しいお水をいただきました。ありがとうございました。
●鳥取県米子市淀江町
2007.10.7 掲載分