睡蓮(すいれん)を見に出かけてみた。行ったのは瀬戸内海国立公園極楽寺山にある「蛇の池」。池は睡蓮だけでなく「やまたの大蛇」が棲んでいたと言う伝説もありました。山の名前が極楽山で、睡蓮の花が咲いていると聞くと何だか見たくなりました。
近くにある極楽寺山展望台は標高693メートルの位置にあり、晴れた日には瀬戸内海の島々や四国連山まで見ることが出来る・・・らしい。僕は2日続けて行ったんだけど、残念ながら両日とも曇りで眼下は何も見えませんでした。
行くと花はほとんどが閉じている状態でした。横にいた地元の方に「あんたら来るのが遅いけぇ。せめて10時半までには来んといけん」と言われた。どうやら睡蓮はお昼をすぎると閉じていくそうだ。知らなかったぁ、おじさんありがとう。
せっかくだから睡蓮の咲いているところを見てみたい。そして鯉のエサを買って魚や亀に与えてみたい。よーし明日もう一度来るか!
取りあえず周囲500メートル程ある灌漑用の池を回って次の日にそなえました。翌朝行くと、すでにカメラをかまえている方たちが何人も来ていました。皆さんとっても高価そうなカメラを持っていて、僕は少し恥ずかしい感じがしました。
睡蓮は聞いていた通り可愛く、白・赤・ピンク・黄色の綺麗な花が咲いていました。花はもっと先の9月でも楽しめるそうですよ。今回は鳥の鳴き声を聞きながら、睡蓮をゆっくり見れて気持ち良かったです。エサやりも楽しめたしね。
●廿日市市原
2007.7.1 掲載分