ぷらぷら日記が始まった頃に、ここ音戸ノ瀬戸に来たことがある。本物は見たことはないけど、何度も色んなところで見て知っていたこの音戸大橋を一度見てみたかったからだ。
写真と同じく橋はクルクルまわってて、おもしろい形をしていた。僕はここを描こうと思ったが運悪く、そのときカメラがこわれてしまい、取材どころではなくなってしまったのだった。だけど少しあたりを散策してみることにした。
音戸大橋を見下ろせる所に説明版があり、そこには「8.300本の紅白のツツジが乱れ咲き、真紅の音戸大橋とマッチした素晴らしい景観が楽しめる」と書いてあって写真ものっていた。わー、見てみたいなー。カメラがこわれてしまったのは残念だったけど、これはツツジの時季に来なくては!と思い、春を待つことにした。
ぷらぷら日記の為に、描くタイミングを待った初めての風景だったんです。その日は呉から行かず、島巡りを楽しもうと、宇品から江田島にフェリーで渡り、倉橋島を通って音戸ノ瀬戸に向かった。
音戸大橋に近づくと、ツツジの花が咲いているのがわかった。橋を渡り、駐車場に車を止め外に出たら声が出た。「ワー、キレー!」と。ホントに綺麗だった。しばらく色んな角度から見た。
ここは船舶が1日に550隻も行き交うと言い「瀬戸内の銀座」とも言われているらしい。銀座より人や車や店は少ないが、銀座より良い景色なのは確かだね。待ったかいですか?・・・ありました!
●呉市
2007.5.13 掲載分