坂の街といわれる尾道の、坂道やそこから伸びていく路地に入っていくと、それぞれ道の顔が違います。だから次は一体どんな風景に会えるのかと、ついつい楽しくなってしまいます。それに、歩いていると、映画で見たことのある道に何度も遭遇して、ちょっとうれしくなります。単純ですね。
坂の上にある
志賀直哉旧居 から見る景色は、素晴らしい。代表作「暗夜行路」の草稿も、ここで書いたそうです。僕もこんな所で絵を描きたいと思いましたが、坂を毎日上り下りすると思うと、少し考えてしまいます。健康には最高に良いんでしょうけどね。
坂の上から街を見下ろすと、かなり制作意欲がわいてきます。それでいろんな作家が愛したのかなぁ。それに、やっぱり海が見えると落ち着きます。向こうには、その海を渡って四国に行く、開通十周年を迎える「瀬戸内しまなみ海道」も見えます。良いですよ、あの海道もね。
映画、寺、文学、絵などといろんな顔のある尾道だけど、坂を歩いて健康になる街でもあるんだなぁ。
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尾道市
2008.3.20 掲載分
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